研究課題/領域番号 |
16K20798
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 山形県立保健医療大学 |
研究代表者 |
渡邊 礼子 (樋口 礼子) 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 助教 (20737415)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | はじめて親になる / 親としての自信 / 父親 / 体験 / はじめて親になる男性 / 父親としての自信 / ガイドライン開発 / 自信 |
研究成果の概要 |
はじめて親になる男性の親を対象とし、子どもが生まれてから3.4か月、6.7か月、12か月の時期における親としての自信の特徴と、親としての自信を高めた経験と阻害した体験を明らかにした。3.4か月は7名、6.7か月は9名、12か月は7名の父親から協力が得られた。親としての自信のひとつには、育児技術ができるという特徴があり、親としての成長とともにさまざまな育児ができるようになり、子どもと2人で過ごす時間にも困ることがなくなる、という変化していた。子どもの月齢に合わせた父親への看護介入の必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
わが子が生まれてからの1年間の、それぞれの時期における親としての自信の特徴と、親としての自信を高めた経験と阻害された体験を明らかすることができた。この結果により、はじめて親になる男性の自信を高める支援は、一度きりではなく継続的かつ段階的な支援が重要であることが示唆された。作成中のガイドラインを用いることにより、分娩施設だけでなく、行政や地域でも父親に対する支援を展開することが可能となる。また、その人らしさを大切にした子育て支援が可能となり、育児不安による虐待の予防にもつながると考える。
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