研究課題/領域番号 |
16K20833
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 湘南医療大学 (2017-2019) 国際医療福祉大学 (2016) |
研究代表者 |
菊池 有紀 湘南医療大学, 保健医療学部看護学科, 講師 (90513903)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 介護予防 / 認知機能 / 高齢者 / 自宅 / 体操教室 / 訪問 / 地域力 / 看護学 |
研究成果の概要 |
本研究では,地域在住高齢者を対象に,地域在住の高齢者が訪問し,二重課題の運動や,昨日の日記を記載する自宅で実施できる「活きいき体操プログラム」実施の認知機能,うつ傾向,握力への効果を自宅群と教室群で比較検証した。 介入後,自宅群は教室群に比べ,年齢,性別,家族構成の影響を取り除いても,認知機能が有意に維持・改善し,そのodds比は6.79であった(95%CI:1.45-31.86).
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果より,自宅で高齢者自身が可能な範囲で,自宅で,身体や頭,口の体操として,運動や日記記載を含む「活きいき体操プログラム」(介護予防プログラム)を行うことが,認知機能の向上と身体機能の維持に寄与する可能性が示唆された. 地域,在宅の高齢者自身が主体となり,専門職との協働の上,元気な高齢者が問題解決を行う担い手となる互助の仕組み活用が示されたことが,本研究成果の意義である.
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