研究課題/領域番号 |
16K20835
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 高崎健康福祉大学 |
研究代表者 |
樋口 大輔 高崎健康福祉大学, 保健医療学部, 准教授 (80736265)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 慢性疼痛 / 身体活動 / 健康関連QOL / 身体活動量 / 腰部脊柱管狭窄症 / 疼痛 / メンタルヘルス / 活動量 / リハビリテーション / 高齢者 / モデル構築 |
研究成果の概要 |
慢性的な痛みのある高齢者の在宅リハモデルを構築することを目指し、本研究では主に以下の3点を明らかにした。 1)腰部脊柱管狭窄症に対する手術を受けてもなお痛みが残っている高齢者は、生活・人生の質(HRQOL)が低く、在宅での健康増進プログラムの対象者となりえる。2)望ましい痛みの対処方法である身体活動はHRQOLに良い影響を与えるというモデルが成り立った。このことは、身体活動を促進することでHRQOLを改善させることができる可能性を示している。3)身体活動は活動量計を用いて定量的にとらえることができる。よって在宅の身体活動量向上プログラムにおける中心指標にふさわしい。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を通じ、腰部脊柱管狭窄症の手術を受けてもなお痛みが残っている人が一定数いることが明らかとなった。また、身体活動が痛みとは独立して生活の質に良い影響を与えていることや、身体活動を活動量計を用いることで数値で見える化することができそうであることも確認することができた。これらの成果は、慢性的な痛みに悩まされている人々の生活の質を改善させるため在宅運動プログラムの立案・実行の基礎となる。
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