研究課題/領域番号 |
16K20931
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
情報ネットワーク
ウェブ情報学・サービス情報学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
津川 翔 筑波大学, システム情報系, 助教 (40632732)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ネットワーク / ロバスト性 / 影響最大化 / 中心性 / リンク追加 / ノード保護 |
研究成果の概要 |
本研究では、社会ネットワーク分析の分野で開発されてきた影響力の強いノードを特定する影響最大化アルゴリズムを応用し、将来インターネットのロバスト性を向上させる手法を開発することを目指した。まず、影響最大化アルゴリズムの特性を評価し、影響最大化の発見的アルゴリズムが、ネットワークのごく一部の情報だけでも良好に動作することを示した。さらにこの知見に基づき、ネットワークのロバスト性向上手法として、リンク付加戦略、ならびに免疫付与戦略を提案し、その有効性を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インターネットは我々の生活を支える重要な社会基盤である。その重要性は将来においてますます高まっていくと予想される。本研究の成果はそのようなクリティカルインフラであるインターネットを安定的に運用することに貢献する。また、影響最大化アルゴリズムが、ネットワークのごく一部の情報だけでも良好に動作するという知見は、より効率的な影響最大化アルゴリズムの設計が可能であることも示唆している。本研究の結果は、影響最大化の研究コミュニティにも貢献する。
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