研究課題/領域番号 |
16K21027
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然共生システム
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
赤坂 宗光 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (70446384)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 自然公園 / 生物多様性保全 / 保全生態学 / 国立公園 / 有効性 / 絶滅危惧植物 |
研究成果の概要 |
自然保護区は生物多様性保全の要である。代表的な自然保護区である国立・国定公園に注目し、その保全有効性の評価と、保全有効性を効果的に向上させうる各公園の社会特性の特定に取り組んだ。絶滅危惧植物の局所絶滅率を保全有効性の指標とし、各自然公園の保全有効性の程度を定量化し、国立・国定公園全体としての保全有効性と併せて、公園により有効性の程度が大きく異なることを確認した。自然公園の社会特性を収集した。これらから保全有効性の程度と関連する特性の抽出を試みたものの有効な特性は抽出できなかった。将来の情報拡充を見据え、効率的に保全有効性を強化する際に改善することが望ましい特性を特定する枠組みを検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
設置した自然保護区での保全有効性の評価および保全有効性の改善は、生物多様性保全上重要な課題であるだけでなく、愛知目標12や世界植物保全戦略目標7の達成評価、およびポスト愛知目標を検討する上で重要な役割を果たす。本課題は、国内で殆ど取り組みのない国立・国定公園の保全有効性の評価を実施した点に大きな社会的・保全科学的意義がある。
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