研究課題/領域番号 |
16K21123
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木環境システム
環境モデリング・保全修復技術
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研究機関 | 国立研究開発法人土木研究所 (2017) 京都大学 (2016) |
研究代表者 |
鈴木 裕識 国立研究開発法人土木研究所, 土木研究所(つくば中央研究所), 研究員 (20762272)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ペルフルオロ化合物類 / 前駆体 / 生成ポテンシャル / 環境動態 / 蓄積 / 底質 / 水生生物 / 水環境 / 微量有機汚染物質 / 化学酸化処理 / 媒体間移行 |
研究成果の概要 |
ヒトの健康や生物への悪影響が懸念されるペルフルオロ化合物類(PFCs)について、構築した生成ポテンシャル(PFC-FPs)評価手法を導入することにより、前駆体からの生成を考慮した存在実態と移行経路の把握を試みた。具体的には、河川流下過程における挙動調査、3カ国(日本、タイ王国、ベトナム)4地域での存在実態調査、前駆体曝露試験による生物体内中のPFCs生成の検証を行った。その結果、水環境中においては、PFCsよりも分子量が大きく、構造が複雑な前駆体が底質や水生生物等の媒体に蓄積しやすい傾向が示された。また、それらの媒体中で生成したPFCsやその他の生成物が再度水中に排出される可能性が示された。
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