研究課題/領域番号 |
16K21160
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高分子化学
高分子・繊維材料
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
松本 拓也 神戸大学, 工学研究科, 助教 (70758078)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ポリ置換メチレン / 表面物性 / 表面自由エネルギー / 側鎖密度 / 親水・疎水性 / X線回折 / 疎水・撥水性 / 高分子合成 / 疎水性 / 親水性 / ブロック共重合体 / 薄膜構造 / 高分子反応 / 表面特性 / ポリ置換メチル / 機能性高分子 / 高分子材料合成 / 高分子表面 / 力学物性 / 構造 |
研究成果の概要 |
通常のビニル系高分子では,主鎖の炭素二つに一つの側鎖を持ち,その側鎖の化学構造やコンフォメーションといった僅かな違いによって,耐熱性や力学強度・表面性状といった物性は大きく左右される。本研究では,その高分子の側鎖密度に着目し,側鎖の炭素原子のすべてに側鎖を有するポリ置換メチレンに着目し,その高度な側鎖密度を活かした物性を創出した。特に表面物性においては,側鎖密度に起因する高機能化を達成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,従前のビニル系高分子では達成困難であった高密度側鎖を利用した表面物性や構造構築を達成することに成功した。本研究での成果は,これまでの分子設計では困難であった高分子の側鎖の影響を特異な材料物性に反映させることに成功した点において,重要な意義がある。表面物性においても高機能側鎖の性質を効果的に発現することができ,表面の高度機能化のための高分子の分子デザインを提示できた。
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