研究課題/領域番号 |
16K21172
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
観光学
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
伊藤 央二 和歌山大学, 観光学部, 准教授 (00736861)
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研究協力者 |
彦次 佳
河野 慎太朗
ヒンチ トム
ウォーカー ゴードン
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | スポーツツーリズム / マスターズスポーツ / 阻害要因 / 阻害要因折衝 / のめり込み度 / 心理的経験 / 相互協調的幸福感 / 関与 / 心理的健康 / スポーツツーリスト行動 / 阻害要因・折衝 |
研究成果の概要 |
マスターズスポーツ大会参加者ののめり込み度,阻害要因(問題),阻害要因折衝(問題の解決方法)は,国外スポーツツーリスト,国内スポーツツーリスト,スポーツエクスカーショニスト(日帰り参加者)という3種類の参加パターンで異なることが認められた。また,のめり込み度,阻害要因,阻害要因折衝とワールドマスターズゲームズ2021関西への参加意図との関連性は認められなかった一方,これらの3要因と相互協調的幸福感との関連性は認められた。また,その関連性は3種類の参加パターンで異なっており,日本人のスポーツツーリスト行動や心理的経験を調査する際にはこの3種類の参加パターンを考慮する必要があることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スポーツイベント参加者を調査する際には,国外スポーツツーリスト,国内スポーツツーリスト,スポーツエクスカーショニストという3種類の参加パターンを考慮する必要性が示唆された。特に,本研究で国外スポーツツーリストがマスターズスポーツ大会特有の阻害要因を多く経験していたことから,国外マスターズスポーツ大会参加を促すにはマスターズスポーツ大会特有の問題を解決する必要があることがうかがえる。また,旅行的阻害要因折衝が国内・国外スポーツツーリストで多く用いられていたことから,サプリメンタル観光行動を促進するようなしかけづくりをすることで,日帰り参加者を宿泊参加者へ移行させることが可能になると考えられる。
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