研究課題/領域番号 |
16K21188
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
農業環境・情報工学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
高橋 明子 岡山大学, 自然科学研究科, 助教 (10644213)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 日射量 / 画像解析 / 太陽光発電 / 日射量計測 / 自然現象観測・予測 |
研究成果の概要 |
太陽光発電(PV)電力は気象条件により急峻に変動するため,PVシステムの普及と安定した電力供給のためには,広範囲の日射量を簡易に求めることが必要である。そこで本研究では,カメラで撮影した画像の色情報を解析することで広範囲の日射量を計測する汎用的な技術を創案し,実験により有用性を確認した。この成果を,国際会議や国内会議で発表するとともに,学術雑誌への論文掲載を通じて公開した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日射計は設置した地点のみの日射量しか計測できない。一方,本研究で開発した技術は,撮影した画像内であれば,複数地点の日射量を計測することができる。したがって,広範囲の日射量を計測するために設置する機器の数を削減でき,安価な計測システムを実現できる。さらに,今後,監視用や情報収集のために屋外カメラの導入が進んだ場合,本研究で開発した技術を発展させることで,本来の目的にプラスして日射量計測も可能になると考えられる。広範囲の日射量は,PV電力を活用した安定な電力供給のために重要な情報であり,本研究の成果は,わが国が推進している低炭素社会実現に大いに貢献できるものと期待できる。
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