研究課題/領域番号 |
16K21217
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
日本語教育
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
脇坂 真彩子 九州大学, 留学生センター, 講師 (90750662)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | タンデム学習 / Eタンデム / 学習者オートノミー / 協働学習 / 学習ストラテジー / 内発的動機づけ / 自己主導型学習 / 質的ケーススタディー / 学習者同士の学び合い / 内発的動機付け / 質的ケース・スタディ / eTandem / 動機付け / CMC / 互恵性 / 学習者同士の学び |
研究成果の概要 |
本研究はEタンデムの実践と先行研究の調査に基づいて、日本語に関する「タンデム学習のガイドライン」を作成することを目的とした。まず、ドイツの大学と共同でEタンデム・プロジェクトを実施し、参加者への質的ケーススタディーを用いて、Eタンデムでの学習活動の特徴と、参加者の学び、使用される学習ストラテジーについて考察した。次に、日本語に関連する対面式タンデム学習とEタンデムの実践を比較した結果、両者には物理的制約、意味交渉の仕方、サポートの方法に違いがあることを明らかにした。これらの研究を基にして、最終的に「タンデム学習のガイドライン」の小冊子を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
タンデム学習は1960年代後半からヨーロッパを中心に実践され、1990年代以降のグローバル化の加速とIT技術の進歩によるCMCの日常化を背景に発展し、近年、日本を含む様々な国で広がっている。タンデム学習には様々な学習上の効果があることが明らかにされているが、本研究はこれまでになかった日本語に関連する「タンデム学習のガイドライン」を作成したという点で意義がある。このガイドラインの使用により、今後より多くの人にとって言語学習が身近になり、外国人と日本人の異文化理解にもつながると考える。
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