研究課題/領域番号 |
16K21223
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
医学物理学・放射線技術学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
和田 達弘 九州大学, 大学病院, 診療放射線技師 (60444832)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 磁気共鳴医学 / 放射線医学 |
研究成果の概要 |
CESTイメージングの一種である,glycosaminoglycan CESTイメージングにおいてコンドロイチンの濃度との依存性、撮像条件の最適化(飽和パルスの強さおよび印加時間),T2mapとの相関について検討した.GagCESTイメージングはコンドロイチン硫酸の濃度と正の相関を示した。飽和パルスの強さおよび印加時間により信号強度が変化することが分かり、撮像条件の最適化を行った。GagCESTイメージングの信号強度とT2mapは負の相関を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
変形性関節症治療の第一選択肢は保存療法であるが、症状が軽減しない場合には観血的治療の適応となる。そのため、軟骨変性を早期に発見することで観血的治療をさけることができれば患者のquality of lifeの向上が期待できる。 本研究は、glycosaminoglycan CEST(GagCEST)イメージングの基礎的な検討を行い、GagCESTイメージングが軟骨変性の早期発見を目的とした新たな画像診断法となる可能性を示した。
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