研究課題/領域番号 |
16K21259
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
生涯発達看護学
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
浅井 宏美 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (40511126)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 周産期看護 / 新生児看護学 / 小児看護学 / ファミリーセンタードケア / 生涯発達看護学 / 看護教育学 / 新生児看護 / 小児看護 / 教育プログラム / NICU / 継続教育 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、家族中心のケア(Family-Centered Care)の概念に関する知識や実践スキル向上のため、e-learningおよびピアサポートを活用した周産期看護職対象の教育プログラム開発である。講義形式とグループワークから成るプログラムを開発し、対象者の事後アンケートにより評価した。その結果、プログラム内容に関する理解度や満足度はいずれも高かった。また、【看護実践に対するモチベーションの向上】、【今後の看護実践に活かせる情報の獲得】、【同じ分野で働く看護職同士のピアサポート効果】といった肯定的な評価が得られ、周産期医療に従事する看護職の継続教育に活用できることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究へ参加したNICUの看護職が、入院早期からの親子の早期接触や家族の子どものケアへの積極的な参加を促すことで、①ハイリスク新生児の親・家族が前向きに長期的に育児・養育に取り組める力と自信がつく、②虐待のリスク軽減によって退院後の虐待予防につながる、という効果が期待でき、子どもの人権擁護、虐待発生後の児童福祉に携わる人的・物的資源の費用削減など社会的に有意義である。また、看護職が他施設の仲間=ピアと支え合うことで看護実践へのモチベーション向上につながり、離職率の低下の一助となることが期待される。
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