研究課題/領域番号 |
16K21275
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
特別支援教育
社会福祉学
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研究機関 | 山梨県立大学 |
研究代表者 |
田中 謙 山梨県立大学, 人間福祉学部, 講師 (50713533)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 北海道 / 言語障害 / 教員養成 / 研究会 / 専門職 / 学習コミュニティ / 多職種連携 / ことばの教室 / 研修 / 専門職の学習共同体 / コミュニティ / ネットワーク組織 / 言語障害特殊学級 / 金沢大学教育学部 / 言語障害教育教員養成課程 / 障害のある乳幼児 / 幼児ことばの教室 / 障害乳幼児 / 専門職養成 |
研究成果の概要 |
本研究は、戦後日本における障害乳幼児・児童・生徒の支援を担う「ことばの教室」の担当者養成、研修を担った教員養成課程および研究会の実態と社会的機能を明らかにし、その意義を分析した。 その結果、北海道は全国的に見て「ことばの教室」等言語障害児等の障害乳幼児・児童・生徒の支援体制整備が先駆的に進められた自治体であると考えられ、要因として「臨時言語障害児教育教員養成課程」の中で担当者が養成されていたとともに、「北海道言語障害研究会」や「北海道言語障害児教育研究協議会」(道言協)という研究会により研修機会を創設し、専門性の向上を図っていたことがあげられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今日の日本において特別なニーズを有する子どもへの支援における専門職養成および多職種連携の必要性が指摘される中、本研究は歴史的文脈においても専門職養成における大学の役割や多職種が組織を超えて学び合う場の社会的機能を事例検討から例証した。この研究結果は専門職養成および多職種連携における大学の役割および学習コミュニティの意義を事例検討を通じて限定的ではあるが実証的に示すことができた。
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