研究課題/領域番号 |
16K21321
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
科学教育
|
研究機関 | 白鴎大学 |
研究代表者 |
山野井 貴浩 白鴎大学, 教育学部, 准教授 (40567187)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 進化 / 理科教育 / 生物教育 / 教材開発 / 認識調査 / 遺伝 / 優性 / 始祖鳥 / 理科 / 生物 / 進化教育 / 観察実験 |
研究成果の概要 |
本研究は小中学校理科における進化学習を支援する観察・実験教材の開発に取り組んだ。教材開発に先立ち、小学校3~6年生約1500名を対象とした「進化のしくみ」に関する認識調査、中学校2年生約530名を対象とした「祖先の共有」に関する認識調査、中学校3年生約1000名を対象とした「遺伝」に関する認識調査を行った。これらの認識調査の結果を踏まえ、小学校3年生の昆虫学習の際に利用できる進化教材、小学校5年生のメダカ学習の際に利用できる性選択教材、中学校3年生の遺伝学習の際に利用できる自然選択教材など、小中学校の全学年の理科における進化学習を支援する観察・実験教材を開発することができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「進化」や「生物の共通性と多様性」は生物を包括的に捉える視点であり、生物学を学ぶ際に最も大切な見方として、次期学習指導要領における生物教育において、より一層重視される。しかしながら、これらの学習を支援する観察・実験教材はほとんど開発されてこなかった。そこで本研究は、関連の認識調査を踏まえ、小中学校の全学年の理科における進化学習を支援する観察・実験教材を開発した。これらの教材の大部分は個人HPにおいて公開していることから利用しやすく、次期学習指導要領における生物教育の充実に貢献するものであると考えられる。
|