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人工膝関節置換術により骨量は変化するか?

研究課題

研究課題/領域番号 16K21439
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 応用健康科学
リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関順天堂大学 (2019)
東京工科大学 (2016-2018)

研究代表者

飛山 義憲  順天堂大学, 保健医療学部, 准教授 (10756927)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード骨量 / 人工膝関節置換術 / 変形性膝関節症 / 身体活動量 / 超音波踵骨測定装置 / 骨折 / 加齢 / リハビリテーション / 人工膝関節 / 骨折リスク
研究成果の概要

人工膝関節置換術を施行する変形性膝関節症患者122名を対象としてコホート研究を実施し、手術前後の骨量の変化を調査するとともに、術前、術後2年それぞれにおいて骨量と身体活動量の関連性を調査した。術前において、健常者との比較では骨量は小さな値を示したが、術前と術後2年の比較では術後の骨量は大きな値を示した。また、術前の骨量は高齢、女性、関節症の重症度が進行するほど低くなり、身体活動量との関連性を認めなかったが、術後2年では年齢や性別で調整後に骨量と身体活動量との関連性が明らかとなった。本研究により、人工膝関節置換術前後の骨量の変化および骨量と身体活動量の関連性を明らかにすることができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

変形性膝関節症や人工膝関節置換術後は転倒リスク、骨折リスクが高い。本研究では骨折リスクの評価に有用な超音波踵骨測定装置を用いて、術後には身体活動量が骨折リスクに関連することを示すことができた。このことは人工膝関節置換術後の骨折リスクを軽減させるうえで、身体活動量の重要性を示しており、学術的価値を有するだけでなく、人工膝関節置換術が年々増加する現代社会における社会的意義のある成果であると考えられる。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 人工膝関節置換術前後の身体活動量の変化と骨折リスクの変化の関係性2019

    • 著者名/発表者名
      飛山義憲、高橋遼、美崎定也、田中友也
    • 学会等名
      第7回日本運動器理学療法学会学術大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 変形性膝関節症患者における骨折リスクの検討2018

    • 著者名/発表者名
      飛山義憲,髙橋遼,美崎定也,田中友也
    • 学会等名
      第6回日本運動器理学療法学会学術大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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