研究課題/領域番号 |
16K21535
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療社会学
教育工学
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研究機関 | 吉備国際大学 |
研究代表者 |
京極 真 吉備国際大学, 保健医療福祉学部, 教授 (50541611)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 多職種連携 / 対立 / 信念対立解明アプローチ / 信念対立 / 教育プログラム / 多職種連駅 / 教育 / 多職種連携教育 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、多職種連携で生じる意見の対立への対応に必要な知識と技術を学習するための教育プログラムを開発することだった。教育プログラムは信念対立解明アプローチを基盤に設計した。教育内容は(1)意見の対立が生じるメカニズムの理解、(2)ストレスマネジメント、(3)解明的思考法、(4)多様性の尊重、(5)情報共有、(6)目的達成できる方法の選択・実行という枠組みで構成された。また、各回は共通して学習、課題遂行、課題提出、信念対立解明アプローチの専門家からのフィードバックを受ける、という機能を実装した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多職種連携は医療保健福祉において不可欠の方法であるが、意見の対立によって機能しがたくなる問題がある。そのため、これまで多職種連携教育が盛んに推進されてきたが、信念対立解明アプローチを基盤にした意見の対立への対応を学習できる教育プログラムは、これまで開発されていなかった。本研究を通して開発された教育プログラムは、意見の対立への対応に必要な知識と技術を学習できるものである。それにより、多職種連携で生じる意見の対立を低減・予防できる人材育成に貢献できる可能性があり、我が国の医療保健福祉の教育の発展に寄与できると考えられる。
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