研究課題/領域番号 |
16K21582
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
知能機械学・機械システム
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研究機関 | 弓削商船高等専門学校 |
研究代表者 |
前田 弘文 弓削商船高等専門学校, 情報工学科, 准教授 (10541930)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | レスキューロボット / 船舶火災 / 自己位置推定 / 海上安全 / 知能ロボティックス / システム工学 / 設計工学 / 移動体通信 |
研究成果の概要 |
船舶で発生した火災事故への対応として,小型で小回りが利く,レスキューロボットの開発を行った.その際,従来のモータをRCサーボモータへと変更するとともに,自重を抑えることで,結果としてバッテリの小型化にも成功した.また,船上ではロボットが波の影響を受けることから,実際に本校が所有する桟橋を用いて,波の計測および解析を行った.さらに,ロボットの自己位置修正機能としてARマーカーの認識機能も搭載した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
船舶で発生した火災事故への対応は,主に船員が行っているが,火災事故の現場での探査は,熱や煙,風波などの影響を受けるため,陸上に比べて極めて困難である.そのため,船舶火災における探査活動が可能なレスキューロボットの開発を行うことは,火災事故発生時の探査活動を容易にするだけでなく,レスキューロボットが探査活動時の危険性を肩代わりすることとなり,結果として船員の身の安全が保証される.
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