研究課題/領域番号 |
16K21611
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
農業環境・情報工学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
栗田 英治 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農村工学研究部門, 上級研究員 (00414433)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ランドスケープ・リテラシー / ドローン / 三次元化技術 / 棚田 / 中山間地域 / 可視化 / 小型UAV / 小型UAV / 植被率 / 傾斜地農地 / 緑地計画 / 地理情報システム(GIS) / 農業工学 |
研究成果の概要 |
農村地域におけるランドスケープ・リテラシーの内容を,傾斜地水田(棚田)の耕作・管理に関わる知識やノウハウを例に明らかにし,知識の共有やノウハウ習得の困難さから3つのタイプの分類をおこなった。小型UAV空撮・三次元形状復元技術(SfM-MVS)を用いて傾斜地水田の三次元モデルを生成し,傾斜や凹凸などの地形にまつわる情報,加えて,小型UAV空撮の適時性を活かし,イネの生育ムラを通じた日当たり,土性,水利,履歴などの違いの可視化を試みた。可視化した情報は,地域の多様な主体間で知識やノウハウを共有に有効であることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
農村地域の農地を中心とした地域資源の利用・管理の継続の問題について,ランドスケープ・リテラシーという概念からアプローチし,近年,発展が著しい新しい技術である小型UAVによる空撮や三次元化技術の成果を,その解決法の一つである地域の多様な主体間で知識やノウハウを共有に結び付けた点は学術的にも社会的にも大きな意義がある。
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