研究課題/領域番号 |
16K21704
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
数理情報学
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研究機関 | 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群) |
研究代表者 |
佐久間 大 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), 電気情報学群, 講師 (00434027)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 待ち行列理論 / オペレーションズ・リサーチ / ゲーム理論 / Nash均衡 / 意思決定 / シミュレーション / OR / 待ち行列 |
研究成果の概要 |
本課題では,到着客に対して受付期間がある離散時間型の単一窓口待ち行列モデルにおいて,各客が自身の待ち時間の最小化を目的として行動した場合について,均衡を実現する到着時点分布の数値計算アルゴリズムを導いた.数値実験から,サービス時間分布のばらつきが,受付期間の特に初期における到着確率の増加を招くことを示した.さらに,各客が経験に基づき到着時点分布を逐次修正するシミュレーションモデルを提案し,理論解との数値比較も行った.シミュレーションの到着時点分布は厳密には理論解と一致しないが,初期時刻の到着確率の高さ,サービス時間のばらつきが待ち時間に及ぼす影響,などは理論解と同じ傾向を示すことが観察された.
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