研究課題/領域番号 |
16KK0134
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数理情報学
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研究機関 | 北九州市立大学 |
研究代表者 |
永原 正章 北九州市立大学, 環境技術研究所, 教授 (90362582)
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研究協力者 |
Chatterjee Debasish Indian Institute of Technology Bombay, Systems and Control Engineering, Associate Professor
Vidyasagar Mathukumalli Indian Institute of Technology Hyderabad, Distinguished Professor and SERB Distinguished Fellow
Quevedo Daniel Paderborn University, Computer Science, Electrical Engineering and Mathematics, Professor
Sukumar Srikant
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研究期間 (年度) |
2017 – 2018
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
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キーワード | 動的スパースモデリング / 最適制御 / 圧縮センシング / スパースモデリング / ネットワーク化制御 / スパース最適制御 / 省エネルギー / 超スマート社会 / 統計的学習 |
研究成果の概要 |
インド工科大学ボンベイ校,インド工科大学ハイデラバード校,およびパダボーン大学(ドイツ)など海外研究機関と共同研究を行い,動的スパースモデリングの理論研究及びその応用に関する成果を得た.L1/L2最適制御のスパース性と連続性の性質について,非平滑最大値原理にもとづいて調べ,さらにスパース最適制御のフィードバック制御を提案した. また,日本とインドの研究者交流を目的としたワークショップを北九州で1回(2018年5月10日),インド工科大学ボンベイ校で2回(2018年10月25日,2019年1月30日)開催した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
動的スパースモデリングはスパース最適制御とも呼ばれ,スパース性の観点からシステムの省エネルギー性を考慮し,それを最適化する数理的な手法として注目されている.本研究では,インド工科大学やパダボーン大学(ドイツ)の最適制御および統計的学習理論の専門家と共同研究を行い,最適制御の基礎研究を推進した.学術的に極めて重要なだけでなく,超スマート社会 (Society 5.0) の実現に向けた重要な要素技術として,将来の発展も期待できる.以上より,本研究は,学術的意義だけでなく大きな社会的意義も持つ.
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