研究課題/領域番号 |
16KT0025
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
連携探索型数理科学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
Steven Phillips (Phillips Steven) 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 上級主任研究員 (90344209)
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研究分担者 |
武田 裕司 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究チーム長 (10357410)
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研究期間 (年度) |
2016-07-19 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
2018年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2017年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 圏論 / 普遍的構造 / システム性 / 学習 / 刺激‐反応 / dual-process / category / functor / adjunction / sheaf / sheafification / cognition / visual search / conjunctive search / least-cost / category theory / dual-route / dual system |
研究成果の概要 |
二重処理理論は曖昧に定義されており、想定される特質と必ずしも一致するとは限らないため、議論の余地がある。本研究では、圏論(随伴関手)に基づいて認知の二重処理を理解するアプローチを提案した。実験的研究では、二重処理ルートを引き出す課題を設定して行った。本研究における主な理論的結論は、二重処理のassociative / relational (rule-based)様式が、随伴関手であるシービングと呼ばれる圏論構造に関連付けられることである。この結果は、認知的表象や認知プロセスのモデル化に新しい方法論を提供する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Human cognition involves two different styles of thinking: fast, reflexive and effortless (Type 1) versus slow, reflective and effortful (Type 2). The challenge is to provide a coherent theoretical account of the apparent dual nature of cognition.
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