研究課題/領域番号 |
16KT0195
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
複雑系疾病論
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
北松 瑞生 近畿大学, 理工学部, 准教授 (60379716)
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研究分担者 |
大槻 高史 岡山大学, ヘルスシステム統合科学研究科, 教授 (80321735)
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研究期間 (年度) |
2016-07-19 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ペプチド核酸 / 細胞内運搬ペプチド / RNA / 蛍光 / 細胞 / ペプチド / 細胞膜透過ペプチド / 蛍光色素 / RNA検出 / マイクロRNA |
研究成果の概要 |
申請者は、細胞内に病気の指標となるマイクロRNAを検出するための方法を開発することを目的としている。特に細胞内での直接的なマイクロRNAの検出のために細胞内運搬ペプチドとペプチド核酸ビーコンを連結させた。また、ペプチド核酸の両端に蛍光共鳴エネルギー移動を生じる2種類の蛍光基を連結することによって蛍光発光の色に基づいて標的のマイクロRNAの検出できるようにした、申請者は、このペプチド核酸ビーコンを用いることによってin vitroでうまくRNAを検出することに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
申請者は、マイクロRNAを細胞内で直接的に検出することによって、病気の早期で安全な診断を可能にしたいと考えている。ペプチド核酸は、RNAを検出するのに最適なプローブである一方で、視覚的な確認は難しい。そのため申請者は、蛍光発色団を利用して視覚的にRNAを検出できるようにするように分子を設計した。また、ペプチド核酸は直接細胞内に侵入できないので、細胞内運搬ペプチドと連結した。この研究が成功することにより、様々な病気の早期診断が可能になると考えられる。
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