研究課題/領域番号 |
17084001
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
片岡 博尚 東北大学, 大学院・生命科学研究科, 准教授 (30108568)
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研究分担者 |
新免 輝男 兵庫県立大学, 大学院・生命理学研究科, 教授 (80114510)
菊山 宗弘 新潟大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (90131010)
高橋 文雄 東北大学, 大学院・生命科学研究科, 研究支援者 (60332318)
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連携研究者 |
石川 美恵 東北大学, 大学院・生命科学研究科, 大学院生,日本学術振興会特別研究員
菊山 宗弘 新潟大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (90131010)
本村 泰三 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 教授 (30183974)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
88,400千円 (直接経費: 88,400千円)
2009年度: 10,300千円 (直接経費: 10,300千円)
2008年度: 10,300千円 (直接経費: 10,300千円)
2007年度: 11,200千円 (直接経費: 11,200千円)
2006年度: 23,000千円 (直接経費: 23,000千円)
2005年度: 33,600千円 (直接経費: 33,600千円)
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キーワード | オーレオクロム / 青色光受容体 / 黄色植物 / bZIP-LOV / LOV蛋白 / フシナシミドロ / 転写因子 / 遺伝子発現 / aureochrome / blue light receptor / bZIP / LOV / Phylogeny / stramenopiles / Vaucheria / transcription factor / Fucus / Stramenopiles / 青色光反応 / 光受容体 / ストラメノパイル / 光形態形成 / ヒバマタ / RNAi |
研究概要 |
黄色植物とは褐藻,黄緑色藻や珪藻などの葉緑体をもつストラメノパイルを指す.黄色植物は地球上の一次生産の約半分を担っている.我々は黄緑色藻フシナシミドロから新奇の転写因子bZIPドメインと青色光センサーLOVドメインをもつ青色光受容体を発見し,オーレオクロムと名づけた.オーレオクロムは青色光で活性化する転写因子で,黄色植物だけに保存されていた.フシナシミドロでは枝原基や生殖器官の形成を制御しているが,褐藻など他の黄色植物での機能はまだ不明である.オーレオクロムの青色光センサーであるLOVドメインの系統樹を求めたところ,黄色植物は共通の祖先から進化したことが分かった.緑色植物と黄色植物でそれぞれ特異的に進化した異なる青色光受容体が働いていることは植物の進化を考える上で興味深い.
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