研究課題/領域番号 |
17380033
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用昆虫学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
比留間 潔 弘前大学, 農学生命科学部, 教授 (70374816)
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研究分担者 |
冨田 秀一郎 , 農業生物資源研究所, 主任研究員 (30360457)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
16,560千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 1,560千円)
2008年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2007年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2006年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
2005年度: 5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
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キーワード | 遺伝子 / 応用動物 / 昆虫 / 発生・分化 / 昆虫生理学 / ホルモンレセプター / 幼若ホルモン / エクダイソン / カイコ / 器官培養 / 転写因子 / コミットメント / タバコスズメガ / 細胞培養 / ドーパデカルボキシラーゼ |
研究概要 |
(1) 昆虫皮膚のメラニン化、硬化現象に重要な酵素、ドーパデカルボキシラーゼ(DDC)発現の分子メカニズムを解明した。DDCはエクダイソンにより制御されているが、エクダイソンレセプターからその発現までのカスケードを明らかにした。またその中の1つの転写因子HR4がエクダイソンにより制御されているばかりでなく、その合成に関与していることを見出した。この系は哺乳類には存在せず、昆虫に特異的な新規薬剤開発のヒントになると思われる。(2) 蛹発育時に不要なcrochet細胞の細胞死がホルモンばかりでなく、栄養が重要な役割を持っていることを明らかにした。(3) 幼若ホルモン(JH)が成虫原基の成長を積極的に抑制するという新規作用を見出し、そのうえインスリンシグナル経路以外の栄養を必要としない経路が存在し、細胞の発育を支配していることを見出した。
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