研究課題/領域番号 |
17402024
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
黄 孝春 弘前大学, 人文学部, 助教授 (10234684)
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研究分担者 |
四宮 俊之 弘前大学, 人文学部, 教授 (80113801)
CARPENTER Victor L 弘前大学, 人文学部, 教授 (80142909)
神田 健策 弘前大学, 農学生命科学学部, 教授 (10113705)
荒川 修 弘前大学, 農学生命科学学部, 教授 (70184265)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
2006年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2005年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | りんご産業 / 農産物輸出 / 専用利用権 / WTO / 中国市場 / 青森りんご |
研究概要 |
この研究は日本と中国におけるりんご産業の棲み分け戦略に関する基礎的調査(2年間)プロジェクトであるが、初年度は主に中国のりんご産地を調査したのに対して、次年度は大連と青島の両都市でりんごの消費状況について視察した。 それとは別に青森産りんごの中国での販売状況を把握するために2007年1-2月に青島でアンケート調査を実施した。これは地元の業者・片山りんご園の協力をえて百貨店マイカル青島で同社のりんごを購入した顧客を対象に行ったものである。 また中国のりんご生産と消費事情に関する情報交換を目的に初年度に中国のりんご産業に詳しい地元関係者を呼んでシンポジュウム、次年度に中国陜西省果業管理局、中国西北農林科学技術大学との共催で日中りんご技術フォーラムを開催した。日本と中国のりんご産業の現状と課題を品種開発、栽培、貯蔵、加工、流通、政策など様々な視点から比較し、交流を図った。 また青森県のりんご関係者(生産者、商人、行政担当者)を呼んで計3回りんごトークを実施し、青森りんご産業が直面している課題を討議した。 研究チームは以上の活動を通してそれぞれの専門領域から与えられた研究課題について分析し、その成果を研究報告書にまとめられているが、研究代表者はそれを踏まえて青森りんご産業が輸出産業として位置付ける必要性を提言し、そして輸出産業として成功するために知的財産権を活用したブランド化戦略の追求が急務であることを指摘した。
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