研究課題/領域番号 |
17520376
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
吉田 晴世 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (40210710)
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研究分担者 |
小寺 茂明 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (50127487)
寺田 寛 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (90263805)
本田 勝久 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (60362745)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,540千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 小学校英語 / 英語活動 / カリキュラム / コミュニケーション / 小学校 / 英語教育 |
研究概要 |
なぜ、小学校に英語教育が必要かということについては、国際社会に通用する高度な英語運用力を持つ人材を育成する必要性があげられる。現在の指導法の問題として実践的コミュニケーション能力が重視されてきたにも関わらず、実際は教師の意識、知識、技能を含む力量不足、受験中心主義に起因する従来の文法訳読式授業、教師からの一方的な授業等が多く、英語による対話や、ディスカッションなどを取り入れている授業はまだ少ないとの指摘がある。このような実態を踏まえて改善の方向を探るとなるとどうしても従来型の「中学からの英語教育」では限界があるという認識がある。そこで、小学校から発達年齢に応じた教材・教授法を提供し、子供達が英語の歌・英会話などによる体験を通して楽しく学びながら同時に英語運用力を身につけることができれば、上記の問題点は改善されるに違いないと考えられる。 本研究では、内外の専門書あるいは研究報告書、児童英語・心理学等の専門家による知識の提供、さらには実地調査等を通じて、小学校英語教員養成のための統合的カリキュラム試案の具体化、改良、およびその実現をはかろうとした。具体的には、小学校での英語学習の概念、目的、目標を明確にするとともに、カリキュラムの基準、カリキュラム編成の基本、編成の仕方、年間指導計画等をまとめた。そして、今後小学校で教科として「英語」が導入された際、発達段階に応じた心理学的側面、国語などの他教科との関連も考慮にいれた統合的カリキュラム開発を目指した。
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