研究課題/領域番号 |
17530561
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
菅野 文彦 静岡大学, 教育学部, 教授 (30216288)
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研究分担者 |
高橋 洸治 静岡大学, 教育学部, 教授 (20022204)
梅澤 収 静岡大学, 教育学部, 教授 (90223601)
藤原 文雄 静岡大学, 教育学部, 准教授 (80324325)
石上 靖芳 静岡大学, 教育学部, 准教授 (50402227)
益川 弘如 静岡大学, 教育学部, 准教授 (50367661)
山崎 準二 静岡大学, 教育学部, 教授 (50144051)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 教員養成 / 実践参画 / 教育学 / 実践参画型授業 |
研究概要 |
本研究は、学部1〜4年生および大学院生が継続的に地域の公立小学校を訪問して実践参画を行う活動を深化・発展させ、かつ、この活動を軸とした教員養成カリキュラムを開発することを課題とするものである。平成19年度の主な成果は以下の通りである。 1.公立学校参画活動の探究:まず、(1)学生の参画体験記録の高度化・共有化については、従来の「紙媒体」方式を一部改め、17年度からWeb上での共有化を(大学内アクセスのみに閉じた形で)試行してきたが、19年度にはデータ暗号化やIDパスワードの独立一元管理その他の策を施し、大学外からのアクセスも可能とするなど、共有化システムとしての利便性を高め、成果を確認することができた。また、(2)体験の「ふり返り」(いわゆる省察)機会の組織化についても、17年度より小グループで体験事例を出し合い検討したり小学校教員を招いて助言を受けたりする「振り返りの会」を組織してきたが、19年度には小学校の校内(授業)研修との連動をはかったり、事例報告の書き方指導をとり入れるなどの新たな可能性を探ることができた。 2.教員養成カリキュラムの探究:さらに、参画活動と関連した大学授業のとりくみや、参画活動との関連化(いわゆる往還)を柱とした教員養成カリキュラムを展望・設計する作業もすすめ、ミクロには「教育実践学研究入門」その他の大学授業において理論と実践の接合をはかり、マクロには一つの専修単位(教育実践学専修)に限定したものと、学部全体を見渡したものとに分けて、教員養成カリキュラム構想案を提起することができた。 具体的な成果の詳細については、研究成果報告書(全223頁)を参照されたい。
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