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レンチウイルスベクターを用いた難治性疼痛に対する遺伝子治療の基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 17591612
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関筑波大学

研究代表者

猪股 伸一  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 准教授 (10282352)

研究分担者 三好 浩之  理化学研究所, 生態情報統合技術開発チーム, チームリーダー (70219830)
研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
4,020千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 120千円)
2007年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワード難治性疼痛 / エンケフアリン / ウイノレスべクター / 遺伝子治療 / ウイルスベクター / ペインクリニック / 疼痛
研究概要

手術で治療目的に摘出された副腎から患者の承諾得て副腎髄質を入手した。
ヒト副腎髄質から、内因性麻薬用物質enkephalinの前駆体であるPre-pro-enkephalinのtotal RNAを抽出した。NIHの配列情報からPre-pro-enkephalinの完全長を含む塩基配列を増幅するため、5'側の翻訳開始領域がコザック配列をもつようにプレイマーを設計した。上記で抽出したtotal RNAからcDNAを合成し、cDNAを鋳型としてPCRを行った。
上記プレイマーを用いて、目的とするPre-pro-enkephalinの遺伝子を増幅した。
増幅した断片をウイルスベクター(pDON-AI-2-Neo骨格とpMEI-5Neo [Not I-BamHI]骨格)に挿入した。
感染効率はpDON-AI-2-Neo 10倍希釈で55.83%、pMEI-5 Neo 10倍希釈で8.89%であり、ウイルスベクターの基本骨格としてpDON-AI-2-Neoを選択することにより実験効率を向上しうることが判明した。
研究対象はレンチウイルスとレトロウイルスであるが、まずレトロウイルスを用いた研究を先行させた。
挿入したPre-pro-enkephalinの遺伝子の塩基配列を確認した。
細胞へのトランスフェクション法を用いた組み換えレトロウイルスの産生と組み換えレトロウイルス産生細胞の完成および動物を用いた治療効果の判定が課題である。

報告書

(4件)
  • 2007 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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