研究課題
萌芽研究
干潟は、潮の満干が一日二回ずつ繰り返されるために、陸と海を兼ね備えた半陸半海的生態系である。人類は長い間、この「海の畑」的な生態系に産する動植物資源を採捕・利用してきた。本研究では住民が伝統的に利用してきた干潟の水族資源の汎用性と潜在性を調査探求し、その応用について模索してきた。魚介類の消費にかぎらず、干潟には未開発のまま、ほぼ無尽蔵に眠っている資源があり、その伝統的な採捕技術の多様性も看過できない。干潟に産する食用水族資源の伝統的な利用や採捕技術に学際的、かつ地域資源学的なメスを入れると同時に、干潟資源をフルに利用するエコツーリズムに還元する試みは、単に自然環境への直接的な回帰を探索するものでなく、干潟環境の特異性を明らかにするものである。佐賀県鹿島市で毎年5月に開催されるガタリンピックの場合、その意義が社会的に評価・見直され、参加者が年々増加の一途をたどっている。平成18年度は韓相福と李応吉各博士の韓国サイドのエクスパートたちと互い連携をはかりながら現地調査を進め、韓国サイドの干潟資源利用とエコツーリズムの実態に関するデータを収集した。同時に日本サイドでも現地調査を進め、比較分析中である
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