研究課題/領域番号 |
17H00766
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能ロボティクス
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中村 仁彦 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (20159073)
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研究分担者 |
山本 江 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (20641880)
高野 渉 大阪大学, 数理・データ科学教育研究センター, 特任教授(常勤) (30512090)
池上 洋介 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 助教 (90774414)
神永 拓 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (90571571)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
45,890千円 (直接経費: 35,300千円、間接経費: 10,590千円)
2019年度: 12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
2018年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2017年度: 21,320千円 (直接経費: 16,400千円、間接経費: 4,920千円)
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キーワード | 運動の獲得と学習 / スポーツ科学 / シミュレーション科学 / 運動トレーニングの数理 / ビッグデータ / ディジタルヒューマンモデル / シミュレーション / 運動トレーニング / バイオメカニクス / ビデオモーションキャプチャ / データマイニング / クラウドコンピューティング |
研究成果の概要 |
だれもが科学的にスポーツに取り組むことができるための情報技術の研究開発を行った。ビデオモーションキャプチャーは革新的な技術である。本研究の成果は、ビデオモーションキャプチャーによる運動解析の基盤技術を確立したことである。トップアスリートがスタッフに囲まれて時間をかけて行っていた科学的運動解析は複数台のビデオカメラで撮影するだけで可能になり、だれもが手の届くものになった。リアルタイムでの筋活動の可視化、体育館やグラウンドでのチームスポーツの全選手の全身動作の3次元の記録などが手の届くところまで近づいた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
流れるようなリズムの動作や、素早い動きなどの優れた身体能力に近づくためにトレーニングを客観的で科学的な方法でやりたいと思う人は多い。また、けがをしないように体を守りながらより速く走り、より高く飛ぶことも、だれもがレベルに応じて上達を楽しみながら取り組めるようになる。老化による体や動作の変化を記録して観察することによって、健康寿命を延ばすことができる。私たち人間は意識しない場合でもまわりの人たちの観察をして多くの情報を得ている。ビデオモーションキャプチャーはロボットが人間を見守る技術としてもなくてはならない技術となるだろう。
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