研究課題/領域番号 |
17H00825
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
中山 実 東京工業大学, 工学院, 教授 (40221460)
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研究分担者 |
鈴木 克明 熊本大学, 教授システム学研究センター, 教授 (90206467)
向後 千春 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00186610)
植野 真臣 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (50262316)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
29,770千円 (直接経費: 22,900千円、間接経費: 6,870千円)
2019年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2018年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2017年度: 12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
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キーワード | Eラーニング / インストラクショナルデザイン / Eテスティング / 情意評価 / 学習評価モデル / e-ラーニング / e-テスティング |
研究成果の概要 |
教育工学に関する講義内容をMOOC形式で受講、評価認定が受けられるオンライン学習環境について、運営法、指導、支援および評価に関して研究を行った。学習すべきカリキュラムを開発し、学習データの分析機能を持つLMS上で6つのコースを試作運用した。これに加えて、他の機関での大規模学習データを分析し、運営上の考慮すべき点をまとめた。特に、学習者の活動を支援し、評価する手法として、ノート記録、内省、オンライン討論、相互評価の分析による知見をまとめた。学習活動支援のために、学習者の情動変化を、眼球運動や瞳孔、質問項目への反応などの分析から評価する手法を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Eラーニングが普及し、組織的に運用されるMOOCも世界的に広がっているが、その適切な運用方法、学習評価の方法が十分に確立されていない。また、学習者が継続的かつ主体的に学習に参加する手法も試行錯誤に検討されている。本研究では、教授設計やさまざまな評価手法を組み合わせて、学習を継続させる手法や評価要因を抽出した。これらについて継続的に分析評価を行い、学習者を支援しながら運用する手法を検討した。特に学習者の情意変化に関する評価測定法を検討し、学習状態に関する知見をとりまとめた。
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