研究課題/領域番号 |
17H01114
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天文学
|
研究機関 | 早稲田大学 (2019-2020) 大阪産業大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
井上 昭雄 早稲田大学, 理工学術院, 教授(任期付) (30411424)
|
研究分担者 |
嶋作 一大 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (00251405)
柏川 伸成 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (00290883)
長尾 透 愛媛大学, 宇宙進化研究センター, 教授 (00508450)
矢島 秀伸 筑波大学, 計算科学研究センター, 准教授 (10756357)
岩田 生 国立天文台, TMTプロジェクト, 准教授 (40399275)
大内 正己 東京大学, 宇宙線研究所, 教授 (40595716)
小野 宜昭 東京大学, 宇宙線研究所, 助教 (60631116)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
44,330千円 (直接経費: 34,100千円、間接経費: 10,230千円)
2020年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2019年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2018年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2017年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
|
キーワード | 光赤外線天文学 / 宇宙再電離 / 銀河形成 / 銀河進化 / 電波天文学 / 光学赤外線天文学 |
研究成果の概要 |
観測的宇宙論の大問題の一つである宇宙再電離の解明を目指したCHORUS (Cosmic HydrOgen Reionizaton Unveiled with Subaru)は、すばる望遠鏡Hyper Suprime Cam (HSC)に5枚の特製狭帯域フィルターを搭載し、深宇宙撮像観測を行なうプロジェクトである。CHORUSで取得した画像データおよび多バンド測光天体カタログは全世界に公開した。CHORUSデータを直接使い再電離期である赤方偏移z=7のライマンα輝線光度関数を構築し、再電離史を議論した。HSCの他のデータおよびアルマ望遠鏡を用いて、再電離期の銀河の研究を行ない多数の成果を得た。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
すばる望遠鏡HSCに搭載された特製の狭帯域フィルターによる深宇宙撮像データは人類共通の科学資産として今後も活用される価値あるものである。世界の研究者に活用してもらうために画像と天体カタログを公開した。また、宇宙再電離は研究者コミュニティでは重要問題として共通認識があるが、一般社会への浸透は未だ進んでいなかった。本研究課題を通じて得られた多数の科学的成果をプレスリリースすることで、一般社会へと成果を還元することに少しは貢献できたと考えている。
|