研究課題/領域番号 |
17H01320
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
田中 勝久 京都大学, 工学研究科, 教授 (80188292)
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研究分担者 |
藤田 晃司 京都大学, 工学研究科, 教授 (50314240)
村井 俊介 京都大学, 工学研究科, 助教 (20378805)
北條 元 九州大学, 総合理工学研究院, 准教授 (90611369)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
43,030千円 (直接経費: 33,100千円、間接経費: 9,930千円)
2020年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 30,940千円 (直接経費: 23,800千円、間接経費: 7,140千円)
2017年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | 酸化物 / 磁性体 / 誘電体 / マルチフェロイクス / 磁気光学 / プラズモニクス / 薄膜 / 単結晶 / 磁性材料 / 複合材料・物性 / ペロブスカイト |
研究成果の概要 |
コンデンサーのように電場を加えると電荷を溜めることができる性質と磁石のように磁場に強く反応する性質を兼ね備えた物質(これをマルチフェロイクスという)、また、磁石の性質を持ちながら光に対して透明な物質(これを磁気光学材料という)を対象に、新たな物質を合成し、その性質(電場、磁場、光に対する応答性)を調べ、その機構を解明することを目的とした。上記のような性質を持つ物質をいくつか見いだすとともに、機能を導く機構を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マルチフェロイクスならびに可視光に対して優れた特性を示す磁気光学材料はそれほど多くは知られていない。そのため、新しい物質を見いだして、性質が現れる機構を明らかにすることは固体化学や材料科学といった学問分野に寄与するものである。また、マルチフェロイクスは電場と磁場に応答できることから高密度記録材料として、また、磁気光学材料は3次元記録システムであるホログラフィーなどへの応用が考えられ、新物質の発見は実用的な面からも価値がある。
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