研究課題/領域番号 |
17H01747
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
マルチメディア・データベース
|
研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
柴田 史久 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (80314425)
|
研究分担者 |
田村 秀行 立命館大学, 総合科学技術研究機構, 教授 (10367998)
木村 朝子 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (20324832)
池田 聖 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 准教授 (40432596)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2020年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
|
キーワード | 映像通信フレームワーク / 移動体通信 / 複合現実感 / 高度道路交通システム(ITS) / 隠消現実感 / マルチメディア処理 / マルチメディア情報処理 / 光学透過型映像提示装置 |
研究成果の概要 |
移動体搭載カメラやセンサが収集する画像・映像やセンシングデータを相互に有効利用するフレームワークの構築が最終目標であり,本研究では,その先導坑を開通させる概念設計と想定事例の試作開発を行うことを目的とした.先に複数の想定事例の具体化を行い,安全運転支援のための周辺車両の半隠消表示法や多層透視型映像体験システムなどを開発した上で,そこから得られた知見や要素技術を基に,カメラやLiDARなどの多種多様なセンサによって実世界を観測し,得られた映像・データを共有した上で,それらを様々な形で高度利用したシステムを構築可能なアプリケーションフレームワークについて,その基本アーキテクチャの概念設計を行った.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
監視カメラや自動車の車載カメラなどによって,実世界を観測した映像が常時記録される社会が訪れようとしている.従来は,カメラなどのセンサから得られたデータは,クローズドなデータとして特定の組織のみで利用されることが一般的であった.しかし,近年ではオープンデータ化の機運が高まっており,近い将来には,街中に遍在するカメラなどのセンサから得られるデータをオープンデータ化する時代が来ると予想する.本研究の成果は,実世界を観測した映像・データを収集・蓄積するだけではなく,コンテンツ作成までを総合的に扱えるシステムの構築を支援する枠組みとなっており,様々な分野でのアプリケーション構築に利用可能な技術である.
|