研究課題/領域番号 |
17H01826
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウェブ情報学・サービス情報学
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
風間 一洋 和歌山大学, システム工学部, 教授 (60647204)
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研究分担者 |
池田 哲夫 静岡県立大学, 経営情報学部, 教授 (60363727)
斉藤 和巳 神奈川大学, 理学部, 教授 (80379544)
伏見 卓恭 東京工科大学, コンピュータサイエンス学部, 助教 (80755702)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | 空間ネットワーク分析 / 機能コミュニティ / 集合中心性 / 高速化 / ユーザ行動モデル / 機能クラスタ / 連結中心性 |
研究成果の概要 |
本研究計画では,実空間の位置制約や様々な属性を持つ道路網などの空間ネットワーク(spatial network)に対する革新的な分析技術として,1)確率に基づいてリンクが切断される状況下の重要な地点を表す新たなノードの中心性(頑健グループ連結中心性),2)同じ特性の領域に分割する新たなクラスタリング手法(機能コミュニティ法,グループ連結中心性に基づくクラスタリング),3)提案するネットワーク分析手法で現実の巨大な空間ネットワークデータを扱えるようにするための高速化,について研究した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
松村らは,従来の道路ネットワーク分析では四段階推定法による将来交通需要予測が主流だが,都市・地域づくり,整備優先性,まちづくり支援,防災・医療活動などのさらに広範な視点を実現するためには,当時まだほとんど行われていなかった人口や施設なども考慮に入れた新たなネットワーク分析が有望であると主張している.本研究計画では,道路の通行量や突発的な道路閉塞,施設配置,ユーザの行動パターンや災害時を考慮したユーザモデルなどの現実世界の要素を空間ネットワーク分析に導入する試みであると共に,現実の大規模空間ネットワークを分析可能にするための様々な高速化手法を実現する点で,そのような用途に特に重要である.
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