研究課題/領域番号 |
17H01977
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
西崎 博光 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (40362082)
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研究分担者 |
北岡 教英 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10333501)
山本 一公 中部大学, 工学部, 准教授 (40324230)
宇津呂 武仁 筑波大学, システム情報系, 教授 (90263433)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 技術伝承 / 作業記録 / ノウハウ・暗黙知 / 音声認識 / 雑音除去 / ユーザインタフェース / 専門用語認識 / 雑音処理 / 技術記録・伝承 / 情報システム / 高齢者音声 / 実環境 / ノウハウ質問応答 / 高齢者音声認識 / トピック分類 / 教育工学 / 音声等認識 / 技術継承 / 雑音 / 話題集約 |
研究成果の概要 |
本研究では,製造業や農業等において,映像と音声で収録した作業手順を記録し,そこから作業の手順書作成までを支援する技術伝承システムを開発した。これを実現するための基盤技術として,実環境下での高度な音声認識技術(雑音対策,ベテラン技術者(高齢者)の音声処理)を開発した。また,技術ノウハウのデータベースにおいて,ノウハウ質問応答事例の作成ができる技術を開発した。これらの成果を用いて,作業手順記録システムのユーザインタフェースを開発し,その有用性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,音声・言語処理基盤技術を用いて,作業者の持つ暗黙知・ノウハウを他者へと伝える作業手順書の作成支援システムを構築した。この中で,深層学習等を用いて新しい音声・言語処理基盤技術を開発した。これらの基盤技術は本研究課題だけではなく,他の分野にも応用できる点で学術的な意義は大きい。また,技術者の高齢化が進み,技術を後世へ伝える技術伝承は大きな社会問題となっている。技術伝承支援と,これを支える最先端の人工知能技術を探究し,これらの有効性を確認することは将来の技術者育成に寄与するほか,新しい人工知能・ICT技術の創出・発展にもつながる。
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