研究課題/領域番号 |
17H02250
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
Ritchie Brent 和歌山大学, 国際観光学研究センター, 客員教授 (70786095)
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研究分担者 |
吉野 孝 和歌山大学, システム工学部, 教授 (90274860)
佐野 楓 和歌山大学, 観光学部, 准教授 (60707298)
永井 隼人 和歌山大学, 観光学部, 准教授 (80784280)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2020年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | インバウンド・ツーリズム / ツーリスト / リスクマネジメント / 旅行者 / 観光リスクマネジメント |
研究成果の概要 |
本研究期間中、主に2つの成果が上げられた。第一に、これまで観光学分野で議論されてきたリスクマネジメントの議論を基に、訪日外国人観光客の自然災害に対する知識、防災情報の探索行動、防災情報システムの利用意図等の探索、また自然災害に遭遇した際の経験についても調査を行った。第二に、訪日外国人観光客の利用を想定し、防災情報提供に関するシステムを開発し、その有用性を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本国内のインバウンド市場は2000年代から拡大しているが、これまで外国人観光客の自然災害に対する知識や知覚リスク、情報探索意図や防災情報提供システムの利用意図についてはあまり研究がされてこなかった。本研究プロジェクトでは、旅行者を対象として実施した研究の結果を基に、実際に訪日外国人を対象としたシステムの開発・検証を行った。学術分野を横断して取り組んだ本プロジェクトは、今後の観光研究における一つのアプローチ方法を提示している。日本国内のインバウンド市場の成長は今後も期待されており、本研究プロジェクトでの成果は訪日外国人の安全をいかに守るかという社会的な課題の議論に貢献するものである。
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