研究課題/領域番号 |
17H02503
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
船木 由喜彦 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (50181433)
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研究分担者 |
肥前 洋一 高知工科大学, 経済・マネジメント学群, 教授 (10344459)
竹内 あい 立命館大学, 経済学部, 准教授 (10453979)
Veszteg Robert 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (30597753)
上條 良夫 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (40453972)
近郷 匠 福岡大学, 経済学部, 教授 (70579664)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2021年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2019年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | cooperative game / 実験経済学 / 提携形成 / 利得分配 / 協力 / 利得配分 / 経済学実験 / 協力ゲーム / ゲーム実験 / 協力ゲーム理論 / ゲーム理論 |
研究成果の概要 |
新型コロナのために研究方法を変更しなければならず、ゲーム理論学会世界大会を誘致できなかった。それにもかかわらず、オンラインを含め多くのワークショップを行い、共同研究会合を定期的に進め、その成果を査読付き国際学術誌に出版できた。 実験研究としては、2人間利得分配交渉実験、提携参加表明を同時または逐次決定するゲームにおける提携形成実験、グループ参加とその後の投票という2段階で公共財供給を決定するゲーム実験等を行った。 理論的な研究としては、シャープレイ値を含む多くの解を含めたクラスの統一的特徴づけ、新しい協力ゲームの解の提案とその特徴づけ、コアの修正概念による提携構造の安定性の分析などを行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、実験と理論研究の両面で、協力ゲームの主要テーマである利得分配と提携形成について、新しい知見を与えた。特に実験と理論の相互関係に十分注意することにより、実験と理論の両面で成果を上げることができた。これらの成果は、この分野の新しい研究領域を開拓し、追随する研究を促進した。これは、いずれの研究もその発展性があると認められたためと考えられる。それらの新しい研究の一つは、新規に採択された基盤研究Bの課題研究として引き継がれている。 提携形成研究の成果は、会議における委員会の創設、政党間でのグループ形成、効率的な公共財供給メカニズムの設計など、多くの社会的、現実的な応用が見込まれる。
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