研究課題/領域番号 |
17H03211
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
下野 誠通 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 准教授 (90513292)
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研究分担者 |
藤本 康孝 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (60313475)
河村 篤男 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 名誉教授 (80186139)
溝口 貴弘 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所, 「力を感じる医療・福祉介護次世代ロボット」プロジェクト, 研究員(任期有) (80759308)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2019年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2018年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2017年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 電気機器工学 / モーションコントロール / 制御工学 / モータドライブ / パワーエレクトロニクス |
研究成果の概要 |
本研究課題では、研究代表者が提案したクロスカップル形円筒二自由度表面磁石リニアモータの動作原理を発展させることで、更なる高性能化および高推力/トルク密度化を目指した研究を推進した。特に、ハルバッハ磁石配列を適用した表面磁石二自由度リニアモータと埋込磁石二自由度リニアモータの試作開発に成功した。前者では、ハルバッハ磁石配列を周回方向と軸方向に対して三次元的に適用することで鎖交磁束が増大し、推力およびトルクが増大することを示した。後者では、リラクタンス推力/トルクを活用し、高出力化が実現できることを示した。これらの試作機を用いた駆動実験により、モーションシステムとしての有用性実証まで達成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を実施した結果、円筒二自由度リニアモータの高性能化のための、永久磁石とフラックスバリアに関する三次元構造設計についての新たな学術的知見を得ることができた。また本研究では、モーションシステム応用における試作モータの実用性まで実証することができた。これらの得られた成果は、人間支援システム用途を指向したモータ研究という新しい学術分野の開拓や、産業ロボットや工作機械など産業システムの革新的な機能向上あるいは性能改善に繋がることが期待される。
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