研究課題/領域番号 |
17H03227
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
岡本 聡 東北大学, 多元物質科学研究所, 准教授 (10292278)
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研究分担者 |
島津 武仁 東北大学, 学際科学フロンティア研究所, 教授 (50206182)
北上 修 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (70250834)
菊池 伸明 東北大学, 多元物質科学研究所, 助教 (80436170)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
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キーワード | スピンダイナミクス / 磁気記録 / マイクロ波 / 高周波 / 強磁性共鳴 / 磁気共鳴 |
研究成果の概要 |
高周波スピンダイナミクスの制御は磁気記録,スピントロニクス分野において極めて重要な課題である.本研究は高周波スピンダイナミクスに対するエンジニアリング手法の確立を図ることを目的とし,その具体的な実施例として次世代磁気記録技術における従来の物理限界を超える制御手法の提案を目した.様々な層間結合状態にある積層磁性体や磁性グラニュラー薄膜を用い,結合モードによって磁化反転挙動を制御できることを明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
磁性体は超大容量のハードディスク,不揮発メモリ,電磁変換素子として広く社会に活用されている.一般に,磁化はGHz帯域での歳差運動を伴って運動するため,高周波スピンダイナミクスの制御が,これらデバイス特性に直結することになる.本研究を通じて得られた高周波スピンダイナミクスのエンジニアリング手法に関する成果は,ハードディスクやスピントロニクス素子の高性能化に寄与し,今後の高度情報化社会の実現に貢献するものである.
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