研究課題/領域番号 |
17H03354
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築環境・設備
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
下田 吉之 大阪大学, 工学研究科, 教授 (20226278)
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研究分担者 |
山口 容平 大阪大学, 工学研究科, 准教授 (40448098)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
2020年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | スマートコミュニティ / シミュレーション / エネルギー計画 / 電気自動車 / HEMSデータ / 居住者特性 / ゼロエネルギーコミュニティ / スマートシティ / 住宅エネルギー / 都市エネルギー / 要件整理 / 事例調査 / 評価指標 / 都市計画 / 環境調和型都市基盤整備・建築 / 最終需要モデル / 多目的評価 / 都市エネルギーシステム |
研究成果の概要 |
スマートコミュニティの備えるべき要件を明らかにし、計画のための手法を明らかにすると共に、そのエネルギー性能を評価できるシミュレーションモデルを構築して、エネルギー性能に及ぼす技術の影響、世帯の構成人員の変化の影響、気象条件の影響、災害時のエネルギー供給性能などについて定量的に評価した。また、大阪府内に計画されたスマートコミュニティのエネルギー性能を計画前に予測すると共に、竣工後に実際のエネルギー消費の詳細計測データを取得し、かつ各家庭の詳細なエネルギー利用特性をインタビューにより調査することで、予測モデルの精緻な検証および更なる省エネルギーの可能性の検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国際エネルギー機関による国際共同研究(IEA-Annex63)を通じて都市計画学の分野にエネルギー計画の要素を融合させるための要件表や計画プロセスを整理した点については学術的に大きな意義があると考えている。また、家庭用エネルギー最終需要モデルを改良し、コミュニティのエネルギー性能、電力ロードカーブを評価できるエネルギーシミュレーションモデルを構築し、燃料電池の効果、電気自動車の普及の影響、経年による居住者校正変化の影響、マイクログリッドによる電気自動車電力需要や太陽光発電の余剰電力の融通など、今後のスマートコミュニティ計画上重要な情報を提供できた点は社会的な意義が高い。
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