研究課題/領域番号 |
17H03498
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
船舶海洋工学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
大久保 雅章 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40223763)
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研究分担者 |
黒木 智之 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00326274)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2019年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | 舶用機関・燃料 / 環境技術 / PM2.5 / 排ガス発生制御 / プラズマ / 排水・排ガス・廃棄物等発生抑制 |
研究成果の概要 |
クリーン船舶ディーゼルエンジンシステムの開発の基礎となる大気圧低温非平衡プラズマ複合排ガス浄化プロセスの新規開拓,解明を行った。船舶ディーゼルにおいては,燃料に硫黄を含む重油が使用されるため,排ガス中SOxによる触媒劣化が生じ,一部材料を除き排ガス浄化に触媒を使用することが困難である。本研究では,SOxの影響の無い優位性の高いプラズマ複合プロセスの炭酸ガス還元特性・NOx・PM浄化特性を実験と数値シミュレーションにより解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
化石燃料燃焼装置からの排ガス浄化のために,白金,金,銀,パラジウムなどの貴金属やレアメタルが広く用いられているが,価格高騰など早晩の不足が予想されている。また,本研究が対象とする船舶ディーゼルにおいては,燃料に硫黄を含む重油が使用されるため,排ガス中SOxによる触媒劣化が生じ,排ガス浄化に触媒を使用することが困難である。本研究では大気圧プラズマ複合排ガス処理プロセスを船舶ディーゼルエンジンに適用した。プラズマは高電圧高速立ち上がり超短幅ナノ秒パルス放電等により形成され,省エネルギーに形成できる。プラズマを排ガス中で発生させPM2.5フリーマリンディーゼルエンジンを試行した新規な研究である。
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