研究課題/領域番号 |
17H04255
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
麦倉 俊司 東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 教授 (20375017)
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研究分担者 |
神宮 啓一 東北大学, 医学系研究科, 教授 (00451592)
森 悦朗 東北大学, 医学系研究科, 名誉教授 (30368477)
高瀬 圭 東北大学, 医学系研究科, 教授 (60361094)
金森 政之 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (60420022)
高橋 昭喜 東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (80148874)
森 菜緒子 東北大学, 大学病院, 助教 (90535064)
飯塚 統 東北大学, 大学病院, 助教 (50334660)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)
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キーワード | MRI / 放射線治療 / 脳腫瘍 / 小児がん / 認知機能障害 / 高次脳機能 / 小児癌 / 晩発性障害 / 認知障害 |
研究成果の概要 |
本研究では,小児がん長期生存者を対象に,Advanced MRIを用いて放射線認知障害の発症機構を解明し,照射後認知障害マウスで検証する. 小児がん長期生存者において,T2スターを含むAdvanced MRを用いて微細構造変化および脳活動変化を定量化した.また,同被験者に対して認知機能検査である成人機能検査および機能検査を実施し,検査結果を数値化と解析を行った.同時に,同被験者に対して質問紙を用いてQOL評価を実施した.上記認知機能検査とQOL評価に併せて,患者の基本情報を含むデータ整理を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小児がん長期生存者の約50%に放射線認知障害が生じる。放射線認知障害のリスク診断、認知障害を回避した新しいがん治療法(発症予防)、認知障害の遺伝子治療の開発を目指すには、その発症機構の解明が急務である。一方長期生存者からの病理組織採取は難しい。現在Advanced MRIにより、脳微細構造変化に相当するパラメーターや(微小血管障害、脱髄、神経細胞密度、血管密度)行動の際の脳活動が非侵襲的評価できるようになっている。 本研究の目的は、小児がん長期生存者を対象に、Advanced MRIを用いて放射線認知障害の発症機構を解明することである。
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