研究課題/領域番号 |
17H04270
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
小林 隆 新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (40464010)
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研究分担者 |
松田 康伸 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (40334669)
三浦 宏平 新潟大学, 医歯学系, 助教 (70733658)
窪田 正幸 新潟大学, 医歯学系, 教授 (50205150)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2019年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 膵島移植 / 細胞移植 / 糖尿病 / 再生医療 / 移植外科学 |
研究成果の概要 |
慢性膵炎組織でみられる膵島細胞症様変化ではストレス蛋白発現が認められ、薬剤障害モデルにおいても同様の蛋白が誘導されることが確認された。ストレス蛋白は移植組織片の生着を促進することが報告されているが、ストレス関連蛋白が膵島細胞症様変化を呈した移植片の生着にも関与している可能性は高いことが裏付けられた。また、膵島生着後の移植膵島の再生促進、血糖改善効果の可能性のある薬剤としてGLP-1の有用性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
糖尿病は、小児から高齢者まで幅広い年齢層に発生する難治性の疾患です。脳死ドナーの膵臓から分離された膵島細胞移植治療は、糖尿病の根治的な治療として注目されており、膵島移植治療によって、これまでのインスリン注射や食事療法から解放され、死の危険性もある低血糖発作も予防することができます。本研究の成果によって、脳死ドナー不足が深刻な本邦において、少ない膵島細胞からでも十分な効果を発揮する膵島細胞移植治療の開発が可能となります。
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