研究課題/領域番号 |
17H04307
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
松前 光紀 東海大学, 医学部, 教授 (20209604)
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研究分担者 |
鷲尾 利克 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 主任研究員 (40358370)
荒船 龍彦 東京電機大学, 理工学部, 准教授 (50376597)
黒田 輝 東海大学, 情報理工学部, 教授 (70205243)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2017年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | 脳腫瘍 / MRI / 光熱工学 / シミュレーションモデル / 熱物性値計測 / レーザー工学 / 光工学 / 生体情報解析 / レーザー温熱治療 / レーザー / シミュレーション / MRI / 生体情報 / 物理的変量 |
研究成果の概要 |
脳組織の光温熱生体数値シミュレーションin silicoモデルを構築し、脳腫瘍に対するレーザー温熱治療システムを作成した。治療システムは複数ファイバーのレーザー装置群で、MRIからの形態情報・温度情報・灌流情報により各ファイバーのレーザー出力を制御し、不整形病変に対しても最適な温度分布を形成維持可能で短時間治療が可能なシステムとした。これにより効率的で高い安全性を確保し、治療時間を短縮できる、画期的な治療システムを創生する可能性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の脳腫瘍摘出術と比べると、大幅に手術手技が簡素化され、尚且つ患者への負担も大幅に軽減でき、治療時間の短縮により安全性も高い極めて革新的な治療システムである。また、開発するシミュレーションプログラムは脳内の光・温度・熱分布をシミュレーションするシステムで、薬機承認時に日本初となるin silicoモデルとして活用できる。
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