研究課題/領域番号 |
17H04443
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
植木 純 順天堂大学, 医療看護学研究科, 教授 (50203427)
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研究分担者 |
佐野 恵美香 杏林大学, 保健学部, 講師 (10404930)
高谷 真由美 順天堂大学, 医療看護学部, 先任准教授 (30269378)
和田 裕雄 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 先任准教授 (50407053)
池田 恵 順天堂大学, 医療看護学部, 先任准教授 (50514832)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2019年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2017年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
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キーワード | アプリケーション / ICT / セルフケア / 喘息 / 慢性心不全 / 手術部位感染 / 慢性病看護学 / クリティカルケア看護学 / 行動変容 / 気管支喘息 / mHealth |
研究成果の概要 |
喘息、慢性心不全、手術部位感染(SSI)を対象に新世代モバイルアプリ(以下アプリ)に支援された新しいセルフケア支援システム構築を目的に双方向性・個別化支援を行うアプリを開発した。喘息アプリのフィージビリティー試験におけるユーザビリティ評価得点率は88%で操作性やプログラム構成が良好なことが示された。SSI予防アプリはノッティンガム大学と英語版を共同作成、術前から入院中、退院後に継続支援する仕様とした。英国フィージビリティー試験でのMARSスコアは良好でアプリの質が優れ高い実用可能性を認めた。ルールベースAI搭載アプリとのチーム医療は、セルフケア支援の質の維持・向上に有用となる可能性が示唆された
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はスマートフォンやタブレットPC用にルールベースAIを搭載した新世代モバイルアプリケーション(以下アプリ)を開発してアプリと共にチーム医療を展開する革新的な研究です。最適なセルフケア支援システムの構築を追求することは、患者さんやご家族のQOLを維持し、疾病の重症化を予防する上で大切で、大きな社会的意義があります。また、手術部位感染(SSI)を予防するアプリは英国大学と共同製作、日本から世界に発信する高い学術的意義のある研究としても位置づけられます。
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