研究課題/領域番号 |
17H04498
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
森 伸一郎 愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 准教授 (10304643)
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研究分担者 |
山本 英和 岩手大学, 理工学部, 准教授 (00250639)
Bhandary NetraPrakash (N.P Bhandary) 愛媛大学, 社会共創学部, 教授 (10363251)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | カトマンズ盆地 / ネパール・ゴルカ地震 / 地震動増幅 / 被害集中域 / 建物被害 / 微動アレイ探査 / 表面波探査 / 軟弱層 / 軟弱地盤 / 地震被害 / 地盤構造 / 微動 / 微動アレー / 微動観測 / 地震動 / 短周期地震動 / 微動アレー観測 |
研究成果の概要 |
2015年マグニチュード7.8のネパール・ゴルカ地震で首都のカトマンズ盆地では建物被害が地域で大きく異なり、地震動の観点からこの原因を究明した。単点地盤微動(300地点)で卓越周期マップを作成した。3つの被害集中地区で3種類の地盤探査を行い表層地盤構造を推定した。Khusibu地区では詳細な平面分布を得た。RC造建物集中被害地域では、表層にVs=100m/sの薄い超軟弱層(現地でBlack Cotton Soilと呼ばれる)の有無が建物被害を決定づけた要因の一つであることがわかった。表層の薄い軟弱層が被害を大きくするのは熊本地震での益城町の集中被害でも指摘されており、類似が興味深い。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
表層の超軟弱層の有無が建物の地震動による被害を大きくすることは、今後の日本の耐震性評価を考える上でも、国民が建物や家屋を建てる際にも注意すべき事項であり、土地の評価にも関わる重要な関心事となろう。
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