研究課題/領域番号 |
17H04735
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中川 桂一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (00737926)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
26,390千円 (直接経費: 20,300千円、間接経費: 6,090千円)
2019年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
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キーワード | メカノバイオロジー / メカニカルストレス / 可視化 / 音響波 / 生物物理 / レーザー / カルシウムイメージング / 生体医工学 / 生物・生体工学 / 細胞・組織 / 応用光学 |
研究成果の概要 |
本研究では,HzからkHz(1000分の1秒に相当)の力学刺激を細胞へと負荷するための実験システム,およびMHz(100万分の1秒に相当)からサブGHz(10憶分の1秒に相当)の力学刺激を細胞へと負荷するための実験システムの開発を行いました.それぞれのシステムにおいて,細胞応答として細胞内カルシウムイオン濃度を計測することが可能です.開発したシステムにより細胞を刺激し,カルシウムイオン濃度の変化を確認しました.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生体は様々な力学刺激に応答することが知られていますが,非常に短い時間で生じる力学刺激に対してどのような応答を示すのか,調べる方法はありませんでした.本研究では,高速な力学刺激が生体の基本単位である細胞に及ぼす影響を調べるツールを開発しました.これにより,力学刺激を用いた予防医療や再生医療への応用,特に超音波など高い周波数での力学刺激を利用した安全・安心な治療技術の確立に貢献することが期待されます.
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