研究課題/領域番号 |
17H04810
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
結晶工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
石井 良太 京都大学, 工学研究科, 助教 (60737047)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
25,610千円 (直接経費: 19,700千円、間接経費: 5,910千円)
2018年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
2017年度: 13,910千円 (直接経費: 10,700千円、間接経費: 3,210千円)
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キーワード | 深紫外分光 / 近接場分光 / 励起子 / ダイヤモンド / 窒化物半導体 / 時間分解分光 / ワイドギャップ半導体 / 同位体効果 / フォトルミネッセンス / フォノン / 超ワイドギャップ半導体 / 時空間分解分光 |
研究成果の概要 |
本研究は,深紫外(波長: 200-300 nm)における時空間スペクトロスコピーの開拓とそれによる超ワイドギャップ半導体の光物性解明を目的としたものである.本研究成果として,前者については,世界最短波長で動作する室温深紫外近接場光学顕微鏡の開発に成功した.後者については,深紫外フォトルミネッセンス分光法を用いてダイヤモンドの同位体効果が励起子光物性に与える影響を解明,ナノ多結晶ダイヤモンドからの深紫外発光の観測,窒化アルミニウムガリウム量子井戸構造からの局在発光を観測した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
空気中を漂うウイルス(例えばコロナウイルスやインフルエンザウイルス)の滅菌に深紫外光の照射が有効であることがわかっている.しかしながら,現行の深紫外光源の発光効率は低く,深紫外光源の材料となる超ワイドギャップ半導体の光物性解明が望まれている.そこで本研究は,高効率深紫外発光光源の実現を目指して,未成熟である深紫外分光技術の深化とそれによる超ワイドギャップ半導体の光物性解明に取り組んだ.
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