研究課題/領域番号 |
17H06660
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
岩崎 優子 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, プロジェクト助教 (10801516)
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研究協力者 |
川岸 将彦
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 悪性リンパ腫 / 炎症 / ラマン散乱光 / 眼科 / 癌 / 診断 / 細胞-組織 / 臨床 |
研究成果の概要 |
1細胞レベルのラマン散乱光解析による、悪性リンパ腫とリンパ球の鑑別能を評価した。悪性リンパ腫とB細胞を感度平均94.2% (92.3%~95.1%)、特異度平均95.5% (92.3%~96.1%)で鑑別し、悪性リンパ腫と活性化T細胞を感度平均93.8% (91.6%~95.3%)、特異度平均73.7% (69.0%~76.9%)で鑑別した。1細胞レベルで測定したラマン散乱光による悪性リンパ腫とリンパ球の鑑別能は良好であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ラマン散乱光解析は1細胞レベルの測定で悪性リンパ腫と正常リンパ球を鑑別できることが、初めて示された。このことから、将来、眼内に浸潤した細胞を眼内にあるままで撮影できるようになれば、悪性リンパ腫の診断に有用であることが期待される。本研究により、ラマン散乱光解析の新しい臨床応用方法が提案された。
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